【AZ900】1日10分で合格!Azureのリソース、リソースグループ、サブスクリプション、Azure Resource Manager

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この記事では「リソース、リソースグループ、サブスクリプション、Azure Resource Manager」についてお話しします。

想定読者や本記事の読み方は以下となります。

取り上げている題材

  • Microsoft AzureのAZ-900の試験内容についての解説をしています。

想定読者

  • これからAZ-900の試験を受けようとしている方。
  • Azureの基礎を学ぼうとしている方。

この記事の読み方

  • 赤字のアンダーラインは、AZ-900に合格する上で重要なポイントになるので覚える必要がある内容になります。
  • 厳密性に欠ける記載が一部ありますが「まずはイメージして理解する」ことを優先して記載しています。

では、解説をはじめます。

Azureのアーキテクチャ

今後、Azureが提供する様々なサービスを説明していくことになりますが、その前段としてまずは「Azureの概念」や「Azureの仕組み」を説明していきます。

まずは次の3つの用語を覚えましょう。

  • リソース
  • リソースグループ
  • サブスクリプション

リソース

リソースの説明は次の通りです。

リソース

仮想マシンやストレージ、SQLデータベースなどのAzureが提供するサービスのインスタンスのこと。

インスタンスというのは「実際に動いているもの」のことです。

少しややこしいですが、Azure仮想マシンは「サービス名」でもあるので、サービスの名前ではなく「実際に動いている仮想マシン」という意味でインスタンスという言葉が使用されます。

 

リソースグループ

リソースグループの説明は次の通りです。

リソースグループ

リソースをグルーピングするための仕組みのこと。

リソースグループの目的としては「リソースを効率的に管理する」というものです。

例えば100個の仮想マシンが存在しているとします。

そして「100個の仮想マシンを削除する」や「100個の仮想マシンにアクセス権を設定する」という作業を行おうとした場合、リソースグループという仕組みがなければそれぞれ100回作業を繰り返さないといけません。

しかし、リソースを束ねるリソースグループに対して作業をすることでそれぞれの作業を1回行えば済むようになります。

このように、リソースグループがあることによって作業が効率化できるということです。

 

サブスクリプション

サブスクリプションの説明は次の通りです。

サブスクリプション

Azureにおける契約のこと。

Azureというクラウドサービスを使用するためには契約を結ぶ必要があります。

Azureではこの契約のことを「サブスクリプション」と呼び、このサブスクリプションに対して課金がされるという仕組みになっています。

またサブスクリプションには新規ユーザ1名につき1回のみ使用できる無料試用版が存在しますので、お時間ある方は無料試用版に登録してぜひご自身でAzureを動かしてみてください。

 

リソース、リソースグループ、サブスクリプションの関係

これら3つの関係性を図で表すと次のようになります。

リソースはリソースグループに所属し、リソースグループはサブスクリプションに所属するという関係性になっています。この関係性により、リソースの使用料が適切なサブスクリプションに課金されるということです。

 

Azure Resource Manager

続いて、Azureリソースに関連して「Azure Resource Manager」というものが存在するのでこちらも覚えてください。

Azure Resource Manager

Azureリソースを管理(作成、削除、構成など)するための仕組みのこと。
ARM(アーム)と略される。

Azureリソースの作成や削除、設定変更などを行う場合には、このARMという仕組みが使われています。イメージとしては次の図のようになります。

例えば、仮想マシン(リソース)を作成するとなった場合の流れは次の通りです。

  1. ユーザがAzureポータルで仮想マシンの作成を実行する
  2. AzureポータルがARMへ仮想マシン作成のリクエストを出す
  3. ARMを通して仮想マシンが作成される

このようにリソースが作成(管理)される場合には、必ずARMが窓口になって処理が実行されるということです。

 

おわりに

「リソース、リソースグループ、サブスクリプション、Azure Resource Manager」についての解説は以上となります。

今回お話しした内容はAzure全体で使用される概念や仕組みとなり、今後の学習内容の前提にもなってきますので頑張って覚えていきましょう。

本記事を読んでいただきありがとうございました。

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